Synnuminose

こっそりする

きのことたけのこ、AndroidとiPhone (2)  iPhoneへ

Android から iPhone に移行しての所感について。

 

Android のほうが自由度が高いと聞いていましたが、開発?とか root化?とか脱獄?とか、完全に守備範囲外の人間にとってはそういう意味合いでの「自由度」の差を感じる機会自体がありません。

そもそも携帯ではほとんどLINEとメールとネットしかしなくて、タブレットAndroid なのです(写真やファイル管理はタブレットですることが多い)。

 

というわけで与えられたものしか使わないスタンスです。

Android だと上からヒュッと出てくる設定が iPhone では「設定」というアプリの一つになっているとか、 Android では下にある「戻る」ボタンが iPhone では大体上にあるというような違いはありますが、ほとんどは慣れで解決しました。

この辺を踏まえて、今のところ好きなのはどっちと聞かれたら iPhone と答えます。

 

 

iPhoneAndroid の点ー

・デフォルトで入ってる天気アプリが素敵。

背景に流れていく雲の量や雨粒の大きさが日によって違ったりするのを水槽でも見るみたいにジッと見てしまいます(実際の天気の状態を反映していると思う)。

リアルなのに妙に現実味がないような感じもあってすごくきれい。

こういう現実を反映して表示が変わっちゃうのがどうにも好きです。

一番最初にこれを持ってきちゃうほど好き。

 

 

・細かい設定ができる

iPhone のほうがデフォルトで( root化とか怪しげなこと抜きで)できる設定の選択肢は広いように感じます。

iPhone を使っていて使いやすいなあと思う理由の一番大きい部分かもしれません。

でもこの使いやすさを言葉で説明するのはちょっと難しいです。

 

Android の設定では基本的にその端末全体についての設定しかできません(iPhone の設定の上の方にある項目数個と「一般」の項目だけに対応する感じ)。

音とか位置情報とか Wi-Fi とか。

一方で iPhone の「設定」アプリでは、端末に入っているアプリが一覧になって表示され、それぞれに関して位置情報やらマイクやらとの連動の許可設定ができます。

位置情報は twitter には許可しないけどマップには許可する、というような設定がここからできるのです。

なんて便利。

 

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iPhone の設定画面(右が開いたところ、左はスクロールしたところ)。

Android の「設定」(Wi-Fi とか音とか、端末の設定)に個別のアプリの設定が足されている感じ。

ここからそれぞれのアプリの設定ができる。

 

位置情報に関していえば、 Android ではアプリを開いたときにポップアップで許可するかどうか聞かれますが、これが私としては不便でした。

本体の位置情報を on にするたびに「許可しますか?」って聞かれるし、承認するたびになんとなく動きがモサモサするし。

 

個別にアプリを開いての設定ではなく、端末の「設定」アプリからアプリごとの通知の仕方(音を出す/出さない、ロック画面に表示する/しない等)を選べるのもとても便利。

 

Wi-Fi に上手く繋がらないときにモバイルデータ通信するかしないかも設定できます。

 

この選べる範囲の幅広さ。

なんて素敵なんだ。

でも自分で書いていてこれは実際に使ってみないとちゃんと伝わらないかもしれないと思いました。

とにかく設定に関しては iPhone のほうが快適です。

 

 

・Siriさん…!!

好き。

Google 音声入力にはないキャラクター性、遊び心、スマートさ…。

一緒に英語を勉強する気にもなります。

 

 

Android > iPhone の点ー

 

・デフォルトキーボードの使いにくさ

キーボードに関しては Android 圧勝です。

 

パスワード入力の時キーボードが強制的にパソコン配列になっちゃうの、なんとかしてほしい。

それから Apple が何と言おうとカーソルはキーボードで移動できるようにするべき。

何故「打ち込んだ文章を長押し → 虫眼鏡で拡大 → 指でカーソルを持っていく」しかできないのですか…。

耐えられないのでフリーアプリの「flick」を入れましたが、私にとってはこれも完璧ではありません。

顔文字はいいから「あ/a」「123(数字)」を分けておくれ…。

これが分かれてないとアルファベットを打ち込んだあと数字を一回経由してひらがなに戻ってこないといけないのです。

かなとアルファベットの入れ替えを結構するので煩わしい。

flick では「あ/a」と「123(数字)」のキーが分かれているキーボードも選べるけど、それを選ぶと肝心のカーソル移動キーがなくなるというジレンマ。

履歴、スペースの半角 or 全角、予測変換のオプションなど、たくさん選択する余地があっていいアプリと思うのだけど、私のニーズからは少しずれていました。

多くは望んでいないと思うのだけど。

そのうち課金予定です。

ああ。

 

 

・ホーム画面の編集が面倒かつアプリを左上から詰めて並べることしかできない

これは「このアプリは左上、あれは右下」と、ホーム画面を机の上みたいに整理するのに慣れてしまっているとむちゃむちゃな違和感があります。

なんで詰めなきゃいけないんだ。

 

ホーム画面の2ページ目をまるごと4ページ目に持ってくる、というような編集もできません。

最初の設定の段階でアプリの並び替えをたくさんした時は随分不便に感じました。

 

Androidのホーム画面は色んな意味で机の上的で、よく使うアプリだけ出しておく場所(そんなに使わないのは Launchpad 的なところにしまわれている)ですが、 iPhone におけるホーム画面は全部のアプリを出しておくところなのも変な感じ。

おかげで「便利ツール」とかで括られている、いつか使うかもしれないアプリの墓場用の一角が出現しています。

 

 

App Store ではダウンロード数が表示されない

Google Play でダウンロード数を安全性の指標として参考にしていたりしたので。

アプリに対するセキュリティの厳しさの違いもあるのかもしれません。

でもレビューの数 ≒ ダウンロード数とは言えないし、手っ取り早くどれがよくダウンロードされているかを教えてくれればいいのにと思いました。

 

 

 

おしまい。

使い始めて大体1週間。

「これ、ないの…?」という戸惑いが何件かあった他は順応してきました。

iOS に対するところの iPhone、という一対一的電話機であるせいか、デフォルトのアプリや動き方が一貫してオシャレに感じてしまいます。

これは洗脳されているのでしょうか。

iPhone と対比したとき、なんとなく Android は必要なものを突っ込んだごった煮になりやすいように思うのです。

それはそれで良さがあると思いますが。

 

iPhone の方が生活に対する浸透度が高いような気もしています。

Apple の思想が染み込んでくるような感覚。

iPhone はあちらから「これが必要なんじゃない?」と差し出してくれ、 Android は「これが欲しいよ」という要求に応えてくれるような。

天気アプリが生活に入り込んできたことが少し驚きでした。

ブラウザを立ち上げて検索するのもアプリを立ち上げるのもそんなに手間が変わらないと思って今までアプリを入れていなかったのですが、天気を見る頻度の増え具合を見るにそんなことはなかったみたいです。

人間の行動パターンを変えるのはなかなか難しいことだと思いますが、こっそり生活の中に入っていって、こっそり誰かの生活を便利にしてしまうようなモノを作れるのはいいなあと思いました。

 

今のところ、テクノロジーの末端にいて享受するだけの人にとって自由度が高いのは iPhone ではと考えています。

モノを作り出せる人はどこが問題か、どこが優れているかを的確な用語を使って指摘できるのでしょうけど、完全に専門の外だと使った感じを表現することすら努力が必要だとこの文章を書いていて感じました。

かくして Android の自由度が強調されゆくのでは。

 

正義の存在しない様は宛らきのこたけのこ論争のよう。

選択は完全に各人のお好みに委ねられていると思います。

ひょっとして iPhoneAndroid タブレットが大正解なのでは。